コンピューター音楽の潮流 VOL.2WERGO盤

コンピューター音楽の潮流 VOL.2
CD1枚　WERGO WER2022-50
1989年発売　独盤

ダヴィドフスキー
(Mario Davidovsky 1934-2019)
・シンクロニズム9番(1988)
ロルフ・シュルテ(vn)
制作 MIT＆コロンビア大

ケーニヒ
(Gottfried Michael Koenig 1926-2021)
・3つのASKOの小品(1982)
マンフレート・ライヒェルト/ens.13
1986.11.26 カールスルーエでのライブ音源

ロラン
(Denis Lorrain 1948-)
・…黒は夜のように立ちき(1985)
制作 IRCAM

ゲント
(Emmanuel Ghent 1925-2003)
・Phosphones(1971)
制作 ベル電話ラボ

アルフィブ
(daniel arfib 1948-)
・優しさの笛(1979)
制作 マルセイユ CNRS

ラッシュ
(Loren Rush 1935-)
・小さな旅の音楽(1973)
ドワイト・ペルツァー(p)
制作 スタンフォード大

巨匠ダヴィドフスキーのライフワーク、シンクロニズムは、器楽とテープのための音楽で、1962年から2006年作曲の12曲シリーズ。ここではその9番を収録。

シュルテ(1949-)はドイツ生まれ、アメリカ20世紀作品の演奏で知られます。

ベルトンチーニやフリッチュなど多くの弟子を持つドイツの巨匠ケーニヒの曲は、アムステルダムのASKO ens.の委嘱作。この曲のみ、テープに、なんと、名匠ライヒェルト指揮のens.13のライブをあわせた音源。

このほか、フランス系カナダ人で、ケーニヒにも学び、IRCAMなどで活動したロラン、ケベック生まれ、オーボエ奏者、精神科医でもあったゲント、マルセイユでジョリヴェの弟子リセに学んだアルフィブ、カリフォルニア生まれ、ライリーのサークル仲間で、スタンフォード大に務めたラッシュの、4人の作品を収録。

ラッシュの曲はピアノとテープ、ロラン・ゲント・アルフィブの作品はテープ音楽です。ゲントの題名は同名のフィルムから。

ペルツァーはアメリカのピアニストで、カウエルの録音などで知られます。

ケース、解説に細かいキズ、汚れあり、当方の機器では再生に問題なし、素人保管。

よろしくお願いします。

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