難あり品です「りぼんコミック」松尾美保子・巴里夫・いがらしゆみこ・山本優子

集英社「りぼんコミック」昭和44年４月号

もりたじゅんの初期作品や
なかなか復刻されない松尾美保子、巴里夫
のちに「キャンディキャンディ」で
大ブレイクするいがらしゆみこの初期作品
「美季とアップルパイ」などで人気を集める
山本優子の初期作品など
読みごたえがありますが
難ありのお品です
下記　＊＊＊　部分必読でお願いします

昭和44年創刊の「りぼんコミック」は当初
「５年ひばり組」で大人気だった巴里夫の
「陽気な転校生」を唯一の連載として
その脇を「りぼん」で活躍する中堅作家の
読切り作品で埋める形でスタートしますが
りぼん新人漫画賞でデビューした
一条ゆかり(第１回準入選)
弓月光(同準入選)
もりたじゅん(同佳作)など
実力ある新人の作品を積極的に掲載するにつれて
少女漫画界に新しい波が生まれ
新人作家中心に冒険的な編集をし
それまでの母子ものや小学生の友情
クラスの男の子への淡い初恋
外国娘のコメディといった漫画を脱し
恋の単純な幸せや明るさを超えて
苦しみや葛藤などを描いたり
近親愛や心中、大人の愛、世間のしがらみ
などの複雑なテーマを
時にイラスト的手法もまじえて描いていきます

やがて山岸涼子、樹村みのり、のがみけい
汐見朝子、千明初美、田渕由美子
ささやななえ、土田よしこが加わり
46年３月「りぼん」と合併して休刊しますが
以降「りぼん」はりぼんコミックグループの
作家たち、特に一条ゆかりを看板作家として
読者層を中学生から高校生、大学生
一時期は男子学生にも広げていきます

掲載マンガ
松尾美保子「明日にむかって」
もりたじゅん「ミーナとリーナ」
巴里夫「陽気な転校生」
鈴原研一郎「ゆかいなキャロル」総集編
五十嵐優美子「青い飛行雲」
山本優子「白いバレンタイン」
松田明姫「恋愛専科」
泉久子「春のあしおと」
木山茂「夕日のトロイカ」
赤塚不二夫・よこたとくお「へんな子ちゃん」
サドハラユッコ「とことこトコちゃん」

　＊＊＊　難あり品です　以下必読　＊＊＊

表紙がなく
カラーグラビアは
「ウィーン少年合唱団ブロマイド」と
「グループサウンズ卓上アルバム」の一部しか
残っていません
それ以外はすべて問題なく楽しめ
インクの裏移りなども少なく状態は良好です

　＊＊＊　難あり品です　以上必読　＊＊＊

昭和少女マンガファンのかた
いかがですか

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