松下電器　ラジオ　RF-U80 動作品　SONY、ICF-EX5への対抗機種？

松下電器　ラジオ　RF-U80 動作品です。

発売は1986年です。
標準価格は15900円だったようです。

その前年に発売された、中波最強とも言われるSONYのICF-EX5への対抗機種だとする説があります。
(EX5の価格も同じ15900円)

確かに、当機種の感度もかなり良いと思います。

80年代以降(現在に至るまで)ラジオのバーアンテナはだんだん短くなるトレンドの中、

ICF-EX5と同じく、当機もバーアンテナは１８cmタイプを搭載しています。
画像４。

なお、当機はロッドアンテナも長く、実測で105cmです。

また、当機にもAM用の外部アンテナ端子がございます。
画像９。

短波の無い当機種で、AM用ということは、MW(中波)用ということです。

先ほど受信確認済みです。
画像12～15。

12→76.5MHz
13→94.9MHz
14→666KHz
15→1143KHz

などを受信できています。

感度も音の面も問題ございません。

４連LEDチューニングメーター、動作します。
(一見、５連に見えますが、一番左は、電源ランプです)

今回の出品の難点は、

経年での外装の劣化が多めであることです。

例えば、周波数表示板のカバーのプラスチックに曇りがあります。
また、黄色ぽく変色しているように思います。

ただし、画像のとおり、周波数の文字の視認には全く問題ない程度の曇りです。

その他の傷や汚れについては、画像にてご確認お願いいたします。

あと、ボリュームにガリがあります。

出品は本体と電源コードのみです。

受信確認は乾電池で実施しましたが、
電源コードでも動作することは確認済みです。

古いラジオです。
今後の動作保証は出来ません。

ご検討よろしくお願いいたします。

都合により予告なく出品を取り下げる場合もございます。

ご参考

１、当機種の中枢パーツ、ラジオICは自社製AN7220です。
画像19はデータシートの一部です。

２、画像20のとおり、デジタル周波数カウンターを接続することも出来ます。
(1143KHz受信中)

MWの遠距離受信されるのならこういった改造もオススメ。

SONY ICF-EX5にしたところで、MWの感度は良いが、周波数のデジタル表示が出来ない点が、弱点とされていますし、私もそう思います。

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