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但馬南鐐銀（真贋不明）
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表面に「南鐐」、裏面に「但馬」の文字が極印で撃たれており、但馬南鐐とよばれています。但馬生野銀山で山内通用として江戸初期～中期に作られ、一分に使われたとされています。極印の文字に大中小があり、形式に若干の相違点があり、長期にわたって作られ運用されたとみられています。
但馬南鐐銀の鋳造は慶安年間から約５０年間続き、いったん中断。その後、代官の肝いりで復活し、銀山の「名物」として知られたという。
幕府直轄地の山内通用とは言え、正規の貨幣以外が用いられた理由は明確ではありませんが、鋳造開始が徳川時代の初期の為、幕府の貨幣統制が完成されていなかったことと、山内の特殊事情があった為と推測されています。
種類...穴銭/古銭
国...日本
商品の情報